『世界一やさしい問題解決の授業』読了

この本は、問題解決のやり方を丁寧に説明した本である

 

学べるものは一見ビジネススキル関連のものかなと思うかもしれないが、実際は人生のあらゆる壁にぶち当たった時にも対応できる能力を身につけられる

 

具体的には、今年は本を100冊読むという目標に対して、その目標を達成するための思考法を身につけることができる

 

3章から構成される本で、

①問題解決の定義や必要性

②問題解決の手法

③目標を達成する方法を考える手法

の3要素を説明している

 

スキルの説明は後半の2章だが、マインドセットとして最初の1章は欠かせない

 

また、スキル自体も2章で説明していることの本質の部分は同じのように思う

 

「事実確認→原因の仮説→分析の方針立てて分析→新たな事実」のサイクルを回し、根本的な原因を追求する

 

またその後の作業として、

「理想と現実のギャップを確認→それを埋める手段炙り出し→手段の改善(実行難易度とインパクト)→仮説立てて検証→実行」の流れが続く

 

言葉で書くと長くてわかりにくいが、意外と自然とやってることでもある

 

特に、インターンや研修を経験した人ならこの思考の流れは理解できる人が多いだろう

 

問題は実際に行動に移せるかだ

 

問題を分解したり、仮説を立てたり、検証を効率的かつ正確にしたり、やってみないとわからないしたぶんできないことは山ほどある

 

そこまでは教えてくれなかったように思うが、この思考の流れが掴めるだけで十分だろう

 

読む前には、実は上のような問題を分解するスキルや良い仮説を立てるスキルを身につけたいと思っていた

 

正直言えばここまでは学べていないので残念だったが、マインドセットと大まかな思考法を再確認できたことは良いことだと思う

 

次の行動は2つある

1つは、実際にこの考え方を活かして問題解決や目標達成をしてみること

2つ目は、読む前に求めていたスキルが学べる本を読むこと

 

自分が学びたいことが何か、より明確になったので良しとしよう