『アウトプット大全』読了

自己啓発?に分類されるのだろうか

ビジネス書とも言えるかもしれない

 

個人的には自己啓発はあまり好きではない

 

読んで知った気になって満足するだけで終わるからだ

 

もちろんそれが楽しいというならば別にいいのだが、変わらないのなら読む時間は無駄だったのかなとも思ってしまう

 

まぁ、自分とは違う意見があるとしれるだけでも楽しいのだけど

 

とまぁ自己啓発についての印象はさておき、この『アウトプット大全』について書いていこうと思う

 

読む前にこの本に期待してたことは、どうやってアウトプットして、それを人生や仕事に活かす方法を知ることだった

 

結果的にこの期待には良い方で裏切られる

 

全体を通して、題名から分かる通り「アウトプットしろよ」ということを言いたい本だ

 

具体的には、アウトプットのメリット、やり方を細かく書いている

 

書いたり話したり行動したり(この本では書く、話すと行動は別として扱っている)と、3つの論点に分けてアウトプットはこうやるんだと示している

 

精神科医の方が書いているということもあって、心理的なアプローチや実験による裏付けもあって説得力は高い

 

アウトプットはしてるけど自己成長を実感できないだとか、この本に出会わなくてもアウトプットはしようと思ってただとか

 

そんな人たちが読むのであれば最高に良い影響を与える本のように思う

 

現に自分も良い影響を受け、日記でも書こうという気になった

 

うまく習慣化されれば、1日の自己フィードバックも毎日できるし人生の生産性が上がると思う

 

自分はこの本から多くを学べて、行動というアウトプットに移すこともできているため、評価も必然的に上がる

 

その一方で、読んで満足する人や、アウトプットはしたいけどうまく習慣化できないだとか、行動に移すこと自体にハードルの高さを感じる人にとってはお勧めできないかもしれない

 

というのも、どちらかというと行動を起こしてからのレベルアップを目指す本のように感じるからだ

 

考えてるだけない人が行動に移すまでの壁を壊す本という扱いではない

 

行動に移してる人が、その行動をさらに良いものにレベルアップさせるための本という扱いのように思う

 

まぁ、「行動」というハードルを越えられていない人にとっても啓発されて変わる人はいるだろうし、比較的開発されやすい本だと思うので、手取り早く自分を変えたいなら読むべし