読もうと思って挫折したのも読書のうち

結構前にTwitterで見かけた一言だ

 

読もうと思ったけど挫折して読破できなかったってのも立派な読者だよ

 

というものだ

 

すごく共感できる

 

高校1年か2年か忘れたが、週に2か3コマの現代文の授業のうちの1コマが読書をする時間になったことがある

 

確か3学期だったと思うが、その学期を通して必ず読書をする日ができた

 

ルールみたいなものは何個かあったが、その何箇条かの一つに「読み切らなくてもいい」という項目があったのが印象的だ

 

それと同じことだと思い、感慨深く思っている

 

とまぁ昔を思い出すのはここまでにしといて、なぜ共感するかについてちょっと考えていく

 

個人的な見解は、自分に合った本を見つけて読みまくるのが読書の醍醐味のひとつだと思っていて、そのためには合わない本をうまく排除していく必要がある

 

だが、読書量がそもそも多くない人にとっては、自分に合う本合わない本が何か、そもそも合うって何か、みたいな根本が確立されてないことの方が多い

 

となると、直感でも合わないなと思ったら次の本へと進んで、ひたすらに量をこなしていく方がいいのかなと思う

 

なんとなくでもいいからこの本面白い、この人の作品面白い、このジャンルが好き、なんてのを見つけていって、自分の好みの傾向を掴んでいくことで、読書好きへの第一歩は築かれていくのかなと思う

 

読書は読破することを言うのではないし、読破は目指すものでもない

 

好きな本と出会って、読んで心を満たせたらいいのではないかと思う