なんとなく勉強したいと思える身体
7月の終わりはテストで忙しかった
10日ほどが経ち、懐かしい気もする
その時に買ったお菓子?がある
ブドウ糖を売りにしたラムネだ
勉強するしブドウ糖必要だろうと買ったはいいものの、なんやかんやで食べることなく今日この日まで放置されていた
それを見てふと思う
なんとなく勉強したい気分だなと
他にも確かにきっかけはある
部活動の合宿が終わり、束の間の休息を楽しみたいが特にやることもなく引きこもっていてつまらないからだ
本も読んでいたし、映画も見ようとしたけど、なんとなく違うなと思っていた
そこで、勉強しかないなと思った
勉強とは言いつつも、何を勉強するかとか、なんのためにとか、そこら辺は何も考えてない
ペンを持って、パソコンに向かって、机に向かって、何か努力するという作業が好きだったのだろう
そして、口元が寂しいからと何かをつまむ瞬間が小さな幸せだったのだろう
思い返せば、中学校からテスト期間は同じような日々を過ごしてきた
部活動はテスト期間になると一旦休止し、テストに専念しろと言われる
学校に行っているとそこそこ規則正しい生活もするので、夜更かしして勉強するのは非日常感があって好きな時間だった
そんな非日常をこの歳になっても感じたいと思ったのだろう
その口実が勉強なのだ
ラムネひとつが勉強をする口実になるのだ
もちろん勉強そのものが嫌いなわけでもないし、むしろ楽しめるタイプの人間ではあると思う
でも、そのような人間になれた理由のひとつに、非日常的な勉強環境というものがあるのは間違いない
きっかけはなんでもいい
ブドウ糖が売りのラムネだっていい
それをきっかけに勉強できるのであれば大きな一歩である
これを機にアロマテラピー検定でも受けるする
勢いで申し込んだ