確証バイアスの回避
確証バイアスなるものがある
自分に都合の良いように証拠を集めたりしてしまう心理的な傾向のことだ
個人における話ではあるけど
例を挙げよう
応援しているサッカーチームの得点力が低いと自分で仮定を立てる
すると、得点力が低いことを証明するための証拠を探そうとしてしまう
シュート打てるとこで打たないことが多いだとか、誰々はシュートが下手だとか、粗探しのように得点力が低いことを示す材料を探してしまう
これが確証バイアスらしい
これを回避することはできるのか
意識的に、確証バイアスって存在するし、今自分は都合よく証拠を集めようとしているな、と考えるにとどまるように感じる
要は、確証バイアスの存在を認め、歪んだ解釈をしないようにするに努めることしかできないのだ
回避するにはバイアスを排除して、客観的に正しい仮説と証拠を立てる必要があると考えている
そう考えると、1人で確証バイアスを破壊するのは難しいし、何人かであーでもないこーでもないと話すのは大事なのかもしれない
あのチーム得点力低いと思うんだけどどう思う?
なんて質問をすれば、そんなことないだな自分も思うだの確認ができる
そのステップを踏むだけでバイアスは真実に変わるのではないか
というのは言い過ぎかもしれないが、個人の確証バイアスではなくなると思う
1人で仮説を立て、証拠を集めることは、何も考えずにやっていると危険かもしれない
懐疑的にいることである程度良くはなるが、複数人で仮説と検証を繰り返すことが最も効率的なのではないか
かと言って似た意見の集団だとそれはそれで確証バイアスが強化されてしまうらしい
本当にどうすれば良いことか
と、テスト勉強をしていて感じた
心理学とか組織論とかを扱う授業で出てきたテーマだ
自分なりにも思うところがあって面白い