オンライン授業の是非(大学編)

今ほとんどの大学ではオンラインで授業をしているだろう(そうでないところは聞いたことないけど)

 

これって良いのか悪いのか、自分なりに考えてみました。

 

とりあえず大学においての対面授業とオンライン授業で、いくつかの点で比較しながら話を進めて行こうかなと思います。

主に二つの点で比較してみました。

小、中、高校はまた別で考えてみます。

 

まずは学習のペースについてです

対面授業の場合は、わからなくなっても待ってくれないというデメリットがあると思います。わからないと言えば軽く説明してくれる場合もあると思いますが、大人数になればなるほど質問しづらいと思います。そのかわりに、授業後に教授や友人に聞くなどはやりやすいとは思います。

オンライン授業についても基本的には同じですが、物によっては録画したものを各自が見る形態をとることもあると思います。この場合は、好きな時間にそれぞれのペースで学習できるという、オンラインでしかできないメリットがあると思います。

 

余談ですが、これって厳密には違うけど、アクティブラーニングが体現できていると思います。

真にアクティブラーニングを求めるなら、生徒が能動的に勉強する環境を提供しなくても、各々が好奇心を持って学習していくと思います。しかし、最初からこれを求めるのは苦であらような気もする。だから主体的に学習するための環境を提供して、反強制的でも能動的に学習することは少なからず必要なのだと思います。

具体的なアクティブラーニングの定義などはまだまだ勉強不足な部分もあって、間違えてるところもあると思いますが、そこらへんは甘くみていただきたいです笑

 

次に通学についてです。

まぁそのままなので、特に説明はいらないと思います。対面授業では、ほとんどの場合が時間になったら生徒が教室に集まって講義を聞く形だと思います。定期的に人と会うことになるので、それなりに精神的に良い影響があるのかなと思います。オンラインでも顔を合わせれば同じじゃん、と言われたらそれまでですが笑

また、バイト先が大学の近くなら、大学に行く方が外に出るハードルも下がっていいと思います。

オンライン授業のメリットは寝坊しにくいということだと思います笑(録画を除く)。特に一限は家が遠い人にとっては地獄だと思うのでかなり大きいと思います。他にも忘れ物をしなくて済むとかもありますが、対面授業のときに忘れ物をしても大抵なんとかなるのでノーカウントで笑

 

実際に比べてみるとどちらも一長一短という感じでした。どちらを指向してもいいとは思いますが、世間的に見ればオンライン授業を推す風潮もあると思います。確かに部分的には自分も賛成ですが、何でもかんでもオンラインにすればいいかというわけではないとも思います。

 

少なくとも最近までは対面授業が主流で、いきなりオンライン授業にしてねと言われてもうまくいくかは未知であることは確かです。下手なことをやって授業のクオリティが下がるくらいなら対面授業の方が良い、となることも考えられます(コロナ下では無理ですが)。つまりクオリティについてはどちらが良いかは断言できないと思います。これがあまり賛成できない点です。

 

また、実験や解剖はオンラインではできないということもあります。自分の手で作業して、それを経験値として蓄えていくものもあるというのも賛成できない点です。

 

対面授業ができない今、オンライン授業に慣れていきそれなりのクオリティで授業ができるようになれば、長期的にみてオンライン授業にシフトしていくのは有効だと思います。完全にシフトさせるのではなく、対面授業とオンライン授業をうまく織り交ぜていくことも一つの方法だと思います。

新しい教育体系にパラダイムシフトしていくかの大きな転換期になるのではないでしょうか。