『エフォートレス思考』#読了

一言でこの本をいうと、エッセンシャル思考で減らしに減らした取り組むべき重要なことを、いかにして進めるかが書かれている

 

どんなに自分が大事だと思ったことだけをやろうと絞っても、その量はなかなかな量になってしまう

 

そこで、どうやって進めるかがこの本の一貫したテーマになっている

 

簡単にあらすじを紹介しよう

前回のエッセンシャル思考と似た攻勢をしていて、4章から構成されている

①エフォートレス思考とは

②エフォートレスな精神

③エフォートレスな行動

④エフォートレスを常に体現するための仕組化

という流れだ

 

やるべきことをいかにして行うかを、精神面と行動面の2面からアプローチしていて、かなりわかりやすいと思う

 

読む前に期待していたことは、とにかく目の前の作業をいかにして行うかというすべを身に付けたいと思っていて、実際にある程度の学びが得られた

 

もちろん今から全部が使えるというわけではないが、納得感のあるものは多かった

 

読後に思ったことは、行動面でいかにやるかだけじゃないんだなということだ

 

精神的にいかに目の前のやるべきことをやっつけるかの観点が個人的には面白かった

 

どうせやるなら楽しもうよとか、この考え方で行けば楽に思えて取り組みやすいよとか

 

本質は幸せをいかに手繰り寄せるかであって、くそ詰まんないことをやるのはそもそも幸せではない

 

そんなことに気付かされた

 

もう一つ思ったことを言うとすれば、結局は仕組化なんだなということ

 

本に書いてある精神面・行動面のエフォートレス化は理論の話

 

一方で、自分たちが必要なことは理論にとどまらず、実践の部分もだ

 

自分ができるようにならないと意味がない

 

これはエッセンシャル思考でも同様であるが、より取り組みやすいエフォートレス思考では強く実感した

 

ちなみに、本を読んでから1か月近くが過ぎていると思う

 

かなり内容を忘れている

 

理論ですら忘れている

 

スキル系の本と違い、マインドや習慣から変えていかないと身についたとは言えない

 

再読して、実際にできることからひとつづつ変えていき、それを積み上げて自己啓発本を自分のものにしていく

 

とりあえずはもう一度読むところから