『GRIT やり抜く力』#読了
一言でこの本を表すと、人生を左右するのはやり抜く力で、後天的にでも身に付けられるから死ぬ気で身に付けて、死ぬ気で身に付けろということだ
最近の読了記事を見ていると、最初に一言がもはや一言じゃないなと思っているが、許してほしい
本題に入る
まずはあらすじについて簡単に紹介する
大きく3段から構成される
①そもそもやり抜く力って何?大事なの?なんで?への回答が詰まった段
②自分で身に付けるにはどうすればいいの?への回答の段
③周りが誰かに身に付けさせるにはどうすればいいの?への回答の段
という3段構成だ
全体像が見えると、本という若干長いストーリーを読んでいても理解がしやすいというのは余談でおいておく
読む前の期待としては、そもそもやり抜く力って何か、自分にはあるのかってのが知りたいなということ
また、なんとなく大事なのはわかっていたが、どうやったら身に付けられるかも気になっていた
結論から言うと、これらの疑問に対する回答がちゃんとあったと思う
読んで印象に残ったことは、ありきたりではあるがめちゃくちゃ大事なことと、意外に思ったことの2つだ
ありきたりな部分は、ただやるのではなく、意図をもって目標をもってそれに向かってやり抜かないと意味がないよということだ
やめるなというわけではない
自分の目指した目標を達成するまではやめるなよという意味合いが強い
逆に言えば、自分がやり切ったラインを作り、それを超えることができればやめてもいいのだ
そんな意味も含めて、意図をもってやり抜けよってことはやっぱり大事だなと実感した
2つ目の意外に思ったことについては、やり抜く力は自分からでも、周りからでも伸ばせるということだ
まぁそうでなきゃ困るっちゃそうなんだが、ちゃんと研究結果も踏まえて伸ばせることが分かったのは意外だった
特に外側からやり抜く力を伸ばすことができると証明できたのは大きいだろう
というのも、意図的にやり抜く力を伸ばせそうな環境に身を置くこともできるし、子育てでやり抜く力を伸ばすこともできるようになるからだ
この本の冒頭でも述べられているが、やり抜く力は本当に人生を左右する
だからこそ、自分もやり抜く力が欲しいし、自分に子供ができたらやり抜く力を最大限にまで伸ばしてあげたいなと思う
もっと言えば、日本の教育がやり抜く力をより効率的に効果的に伸ばすことができるようになれば、沈みつつある日本を救うことができるんじゃないか
即効性はなく、壮大すぎて現実味もないが、それくらいを思わせるくらいにはやり抜く力が大事なのだ
自分は最近社会人になったばかりの若造である
できないことがありすぎる
しかも求められる能力が高すぎる
それでも逃げ出すことなく、失敗しても這い上がって、強くなる
やり抜く力の重要性を今さらながらに実感している