『イシューからはじめよ』読了
本質的な課題解決ってなに?
どんな頭の使い方をすればその本質的な課題解決というやらができる?
このふわふわした疑問に明確な答えを出してくれる本だ
本質的な課題解決の定義と手法の理論が詰まっている
この本は大きく5段構成になっている
そもそもイシューってなにか?という定義から始まる
そして、具体的な課題の分解方法としてストーリーを組み立てることについて述べられる
その後、絵コンテとしてストーリーの肉付けに必要な分析内容をどう決めるかについて語られ、次に具体的な作業について説明される
最後にそれらの分析をまとめ、伝えるということの手法を述べられて終わる
一言で言えば、「最も重要で解決できる課題を探して、その課題を見失うことがないように筋道を立てて逆算しながら課題解決しようね」ということがまとめられている
全然一言じゃないわ
読む前にこの本に期待していたことは、課題解決の手法についてより具体的でテクニカルな部分が知れたらいいなということ
もっと言えば、実践的な頭の使い方で自分の知らないことかしれたらいいなと思っていた
読んでみるとこれらの期待は大きく変えてきたなと思う
正直言われたらわかるよということだ
でも多分できない
なぜなら、その頭の使い方をしたことがないし、実際に頭を使う場面に直面したら忘れているからだ
でもこの本を読めば、少なくとも理論は言語化できるし、どうやったら実践でも忘れずに意識できるかもわかる
まぁそれでも上手くやれる気はしないけどね
この本に基づいて行動はできるけど、うまくいくかは別だ
実践で結果を出すにはそれなりの経験が必要だと思う
これについてはもうやっていくしかない
次のToDoを設定するのは難しいが、少なくともこの本の内容を意識しながら生活していくしかないのは確かだ