たらればは最強の成長ツールなのか
責任感って難しい概念がある
周囲がミスをしたとき、責めるべきはミスした人だろう
だが、ミスした発端を自分が作った場合は?
自分がミスを誘発させた場合は?
責任感という概念は、この場合の責任の所在を曖昧にしてしまう
最終的にミスしたやつが悪い
いや、ミスを助長した自分が悪い
どう考えるかはその人次第だ
だが、たらればというものを使えば、責任は自分の元に来る
もし自分がこうしていたら、ああしていれば
そうやって責任を自分に向けることで、PDCAを回すことはできる
自分は成長できるのだ
だが、それでいいのか
自分でできることはたかが知れている
周りを動かさなければ大きな実績は生まれない
そう考えると、周りを成長させる必要もあるはずだ
周りにしっかりと責任を感じさせるのも成長なのではないか
これは自分の成長というよりは、組織の成長に近い
もし自分がこうしていれば
もちろんそれも正しい
その上で、あなたもできることあったよね
そうやって責任感を抱かせ、それぞれがミスを冒さないように尽力していくのも必要だ
たらればはやっぱり最強の成長ツールだ
ただ、これを常に自分に向けるのではなく、周りにもしっかりと向けてあげなければならない
理不尽ではなく合理的な責任をしっかりと押し付けよう
それが周りの教育になり、自分の成長にもなる