今週のお題から考える日本語

今週のお題「もしもの備え」です

 

ここ最近では台風が話題である

 

そのことを考えるとやっぱりもしものことを想定して色々準備するべきだよなぁ、みたいなことをこのお題でも書いてほしいのかなと思う

 

まぁそんな話は普通だと思うので書かない

 

自分が思ったことは「もしもの備え」の「もしも」って、勝手に「最悪なこと」だったり「想定外のこと」みたいな類の言葉に翻訳されてるよなということだ

 

「もしも」という言葉は、仮定を表す「もし」という言葉に、「も」がつくことで仮定を強調しているという感じだ

 

だが何故か勝手に仮定を悪いことに限定している

 

何故なのだろうか

日本語学者ではないのでよくわからない

 

とりあえず「もしもの備え」というフレーズにおける意味を考えてみようと思う

 

「もしも」という言葉に原因があるとすれば、普段から会話をしていく上で、「もしも」の後には悪い状態が来ることが多いという経験的な部分が理由なのかもしれない

 

実際、普通に話していて「もしも」の後に良いことを仮定することもあるが、悪いことを仮定する場合に比べると少ない気はする

 

それ以外の理由としては、「もしも」が悪い意味を連想させるのではなく、「備え」という言葉が悪い意味を連想させていることも考えられる

 

しかし、準備という言葉について考えてみると、必ずしも悪いことに対して準備するわけでもないので少しこの理由を推す力は弱い

 

もしもという言葉にはどこか悪い意味を連想させるものがあるのだろうか

 

ど素人が日本語についてちょっと考えてみるからこそ何かおもしろい発見があるのかもしれない

 

そう信じている