選挙と決め方

2日前くらいの投稿に掘り出し物があったと話した

その掘り出し物っていうのも、多数決は本当に公平な決め方なのかというものだった

 

そのときは軽い説明に留めておいたのだが、ここではそこそこちゃんと説明していく

 

多数決は本当に正確な決め方なのか

 

具体的な例を出してみる

A、B、Cの3種類の案に対して9人がが投票する場合を考えてみる

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このとき、多数決で判断すればAの案が採用される

だが実際は5人がAの案を最下位にしている

 

ではAに決めていいのだろうか

これが多数決潜んでいる罠のようなものといえるだろう

 

多数決でダメならどんな方法があるのか

掘り出し物にはボルダ制という決め方が挙げられていたが、調べてみたら他にも色々な方法があることを知った

 

まずボルダ制というものは、順位に点数をつけて、得点が高いものを採用するという方法だ

上の表で言えば1位が3点、2位が2点、3位が1点とするようなもの

なんとも多数決より賢そうだなと感じさせる方法である

 

実際に点数をつけてみるとAが17点、Bが17点、Cが20点となる

ボルダ制にするとCが優れてると判定されるが、実際は2人しか1位に選んでいない

良くも悪くもないというなんとも言えない物なのかというイメージになってしまう

でもまぁ良さげという感じもするけどね笑

 

他にも調べたらいろいろあったのだけどもうめんどくさいので気になったら調べてください笑

 

この話でなにが言いたいのかというと、今話題の都知事選とかは公平なのかなということ

 

単純な多数決で決めると上に示したような欠点がある

 

誰もが納得する決め方というものは存在するのだろうか

永遠の謎だと思う