デジタル介護
若者はデジタルネイティブとも言われている
小さい頃からパソコンやスマホに触れてきたこともあり、なんとなくである程度はデジタル機器を使いこなすことができる人だ
もちろんUIが優秀だからこそ、見ただけでなんとなく使いこなせるというのもあるのだろう
一方で、デジタル機器を使いこなせない人も一定数いる
母親もその1人だ
そのような人を助けることをデジタル介護と呼ぶことにした
1人じゃデジタル機器を扱えない、教えてもらわないとデジタル機器を使いこなせない
みたいな人をお助けすることだ
母親に教えることも多々ある
メッセージでLINEのIDを教えてもらったのだけど、LINEでどうやって検索すればいいかわからない
みたいな質問が山のように飛んでくる
正直このレベルで使いこなせないと、教える側も埒があかないしめんどくさい
しかもタチが悪いことに、自分で試行錯誤もせずにわからねぇと聞いてくる
やってみてわからなかったら聞いてくれと言っているのに学ばない
さらに言えば、以前に教えたことをまた聞いてくることもある
とまぁこんな感じで、デジタルに関する介護をやっているのだが、どうすればいいものか
本人に使いこなそうという気がないのだから困ったものだ
できないけどやらないとまずいことをほったらかしにしている
料理出来ないけど一人暮らししないといけない、でも練習しない
みたいなものだ(冷凍食品があるみたいなへりくつは禁止で)
時代に取り残されるだろうなという危機を通り越して呆れてしまい、それを通り越して一周回って焦っている
このまま一生誰かに聞き続けるのだろうか
聞く相手がいなくなったらどうやって生きていくつもりだろうか
進むデジタル化と取り残される人間というものを間近に見ている
いろいろヤバい