和暦って使いにくい

何かとお役所仕事に関連する書類は和暦を使うことが多い気がする

 

マイナンバーの申請書類とかで和暦を書く必要があったのだけど、うろ覚えで確証がないので調べる羽目になった

 

日頃から目にするのは西暦が多い

 

オリンピックだったりW杯だったりとグローバル基準でわかりやすいものは西暦で表されるし、馴染んでいるからなのは良くわかる

 

そして何より、1月から12月でちゃんと暦が変わるのがいい部分だ

 

4月から5月にかけて突然暦が変わるなんて本当に分かりにくい

 

同じ2019年に平成と令和という2つの和暦が存在するなんてめんどくさいと思ってしまう

 

それでも和暦を使う意味はなんなのだろうか

 

正直、日本の持つ伝統的な文化を継承すると言うだけしか意味はないと思っている

 

ただ、それが悪いことでもないとも思う

 

日本の文化、日本固有の、日本を日本たらしめる特徴をこれからも持ち続けると言うことはやっぱり大事なのかなと思う

 

ちょっと評論文っぽい言い方をすれば、グローバルで国境とかの線引きが曖昧になってる中で、個性のようなものを国として持つことも大事だというような感じだ

 

そんな意味で文化って大事なのかなと思ったりする

 

日本はたまたま島国で国境というか海外との境目がわかりやすいのでそこまで大事とは思わないかもしれない

 

でも、EUくらいに国同士の隔たりが減れば、その分その国特有の個性のようなものもあったらいいなと思うのではないか

 

和暦は国の持つ個性のひとつだと思う

 

合理的かどうかで言えば正直な話、非合理なものだと思う

 

でも、文化は合理的かどうかで測るものではない

 

非合理でもいいから個性的であってもいいのかな