死刑って意味があるのか

国語だったり現代文だったり法律の勉強をしていると、死刑に関していろんな意見をいくことになると思う

 

高校のときも、死刑についてどう思うか、廃止するべきか否か、それはなぜか

 

そんなことを話したり聞いたりした覚えがある

 

秋葉原の通り魔事件で死刑判決が下された方の死刑が執行されたらしい

 

死刑に何を思うかは人それぞれだが、死刑囚を収監しておいて、社会的にどんなメリットがあるのかなと考えてみた

 

もちろん刑務所の中でも仕事があると思うし、それが世に出ていく、経済が回る、とかを考えると大事な歯車になっているのだとも思う

 

だけど、何人もの命を奪ったり怪我をさせて、その人たちが生み出すはずだった経済効果をゼロにしたということを考えると、その損失以上の成果を生み出してくれないと意味がない

 

少しドライかもしれないけど、こんな感じで思ってしまった

 

もちろん、事件に巻き込まれていない、身の回りで殺人や未遂もなく安心した暮らしができているからこそ、経済という贅沢な視点で話せるのだと思う

 

もし事件に巻き込まれていたらそんな高みの見物はできない

 

怒りや悲しみという単純な言葉では表せないほどの感情で加害者を恨むのだろう

 

安心な世界で暮らしてきた人間というバイアスを前提にこの話を読んでくれると嬉しい