平等と公平と資本主義

刑務所って衣食住とかに関して最低限の生活が確保されているとか聞いたことがある

 

だから、本当に生活に困った人はあえて罪を犯して刑務所に入り、少しでもまともな生活をしようとする

 

出所しても外の暮らしがうまくいかず、刑務所に戻りたくて罪を犯し、また刑務所に戻ってきてしまう

 

そんな事例が生まれてくるのだろう

 

果たして、収監されたら同じサービスを受けることは平等なのか公平なのか

 

自分が思うに、平等なんじゃないかと思う

 

どんな人が収監されても差がないように扱い、同じサービスを提供するからだ

 

でも公平ではないように思う

 

それなりに税金を納めている人とほとんど納めていない人が、収監されたときに同じ扱いなのはいかがなものか

 

同じ罪人だからいいのだろうか

 

公的な財源をもとに生み出されるサービスを使うのであれば、公的な財源の確保への貢献度で比べるべきではないか

 

罪人というカテゴリーでまとめるべきではないと思う

 

だから、多く税金を納めた人は、その分だけ収監されてる中でも恩恵があるべきではないか

 

逆に、税金をそこまで多く納められてない人には、最低限度の生活を確保するに止まっても良いのではないか

 

まぁ、ここまで徹底する必要はないけど、このレベルまで詰めれば、公平だと言えると思う

 

納税という軸で見て、適切に差を生ませている

 

平等は差を生まないこと、公平は差を生み出してもそれが納得できるものであるということ

 

そんな気がする

 

では資本主義はどちらか

 

自分が思うに公平な社会という意味合いが適切だと思う

 

差が出て当たり前、その差で扱いも変わる

 

この場合の差は、適切に納得できる形である

 

だから資本主義は公平な社会だと言えるのではないか

 

ただ、全てを資本主義にしたからと言ってうまくいくわけもない

 

だから教育とか医療とかに差が出てはいけないと考える人もいる

 

確かにそう思う

 

だから、部分的に平等に扱うサービスが出ても良い

 

資本主義を謳っていても、部分的に社会主義的で平等を目指しているものはあると思う

 

ベースが資本主義なだけ

 

では、刑務所でのサービスは社会主義的に行うべきか、資本主義的に行うべきか

 

議論の分かれ目だと思う