会話の引き出しが多いらしい

最近になってよく言われる

 

部活動の紹介分には、「コミュ障にはおすすめ」と書かれていた

 

喜んでいいのだろうか

 

まぁ確かに初対面でもそれなりに話せる

 

年が違くてもそれなりに話せる

 

その場で話題を探すことも可能だし、そこから話を広げていくのもできなくはない

 

でも会話の引き出しが多いのかと言われると、はっきりとイエスとは言えない

 

かと言って、キッパリノーと言えるわけでもない

 

いくつか思い当たる節はある

 

例えば、心理系の話題だ

 

何食べたいかの話をしているだけだが、そういえば〜とか言って切り出す

 

松竹梅の法則みたいなやつの話を繰り広げる

 

レベルの違うつの選択肢を提示したら、無意識に中間の選択肢を選んでしまう

 

みたいな、マーケティングに使われがちの心理効果の話をした

 

1番ハードルの高い焼き肉か、牛丼か、1番質素なコンビニか

 

比較するまでもないことだが、みんな牛丼を選ぶ

 

そんなような具体例を挙げながら、話をすることがある

 

もちろん知識自慢みたいな話し方にはならないように気をつけて入る

 

どこか話題の提供くらいのノリを意識してはいる

 

たぶんこんな雑学じみた知識を比較的多く持っているから、会話の引き出しが多いと言われるように思う

 

なぜこんな雑学じみた知識を多く持っているのだろうか

 

それには2つ理由があるように思う

 

1つは何かとすぐに調べがちだからだ

 

2つ目は、すぐ疑問を抱くからだ

 

まぁ共通して好奇心旺盛みたいにまとめられるが、わけるとこの2つの理由が思い浮かぶ

 

1つ目に関しては小さい頃からずっとそうだ

 

台風とかハリケーンとか、そこら辺の定義の違いが気になり、すぐに調べた経験がある

 

たしか小学3年生くらいだ

 

覚えている限りではその歳からすぐ調べる癖がついていた

 

もやもやをそのままにしておかない性格なのだろう

 

そうやって調べていくうちに新しい知識も蓄えていくから、会話の引き出しも多くなったのかもしれない

 

2つ目は就活を通して身につけた物だ

 

なにか事柄があれば、とりあえずなぜと問うてみる

 

特徴は、疑問に思わなくても疑問に思ってみるということだ

 

例えば、PayPayはなぜ高い還元率のキャンペーンを打ち出しまくっているのか

 

みたいなことだ

 

これだけの利用者がいて、これだけの基本還元率があれば、これくらいの高い還元率をこれくらいの期間やっても、これくらい後には利益が出るだろう

 

みたいな計算をやっていたのだろうなとか思う

 

そんな感じで、とにかく日常に疑問を持ってみた

 

そして自分なりの答えを持っときながら、最終的には調べていた

 

最終的には知識もつくって流れで、会話の引き出しも増えた

 

疑問を持つことが、会話の引き出しを増やしたのではないかと思う

 

長くなったが、この2つが会話の引き出しを増やした要因に思う

 

まぁ会話の引き出しを増やそうと思ってやったことではない

 

気づいたら増えていた

 

こうやってよくよく考えると、「コミュ障におすすめ」は割と喜ばしいことなのかもしれない

 

「コミュ障におすすめ」は日頃の思考から生み出された特性なのだ

 

会話の引き出しは日常から増やすことができる

 

そして、コミュ障におすすめにもなれる

 

いいことづくしだ