短期間の衰えを実感

好きな本がある

 

ダニエル・キイス著の「アルジャーノンに花束を」だ

 

いろいろ好きな面はあるが、この本から得たもので1番好きな示唆がある

 

「楽に手に入れたもの、短期間で手に入れたものは、簡単に離れていってしまう」

 

すごく大袈裟かも知れないが、生きている中で頭の片隅にずっとボヤついている示唆でもある

 

なにをするにしても、楽してはいけない、短期間で手に入れたものは離れる、と考えてしまう

 

それを実感したのは、同期の就活の手助けをしている時だ

 

幸か不幸か就活が早く終わり、友人のお助けをする機会があった

 

具体的には、ケース面接の壁打ちをすると言うものだった

 

最後にケース面接をしたのは2月の中旬

 

そこから時は流れ4月の後半

 

間の2ヶ月ちょっとは何ひとつとして勉強をしてこなかった

 

まぁいけるだろうと思い、ケース面接をやってみるとまぁびっくりするほど何もできない

 

頭を使わないとすぐに衰えると実感した

 

ケース面接は詰め込んで勉強して対策した

 

だから忘れるのも早い

 

まさに「アルジャーノンに花束を」から得た示唆の通りだった

 

よく「現状維持は、後退」みたいなことを聞く

 

現状維持すらできていない自分は、大きく後退している

 

焦りしかない

 

ただでさえコンサルティング業界というレベルの高い競争に入り込むのだ

 

効率的に前進しなければ置いていかれる

 

かといって、短期的に楽に得たものはすぐに離れていく

 

今から着実に、長期的に、根付く知識を身につけていこうと改めて実感した

 

危機感は前進への第一歩だと信じている